2026年4月15日、豊岡市に提案(要約)

豊岡市市街地DX・キャッシュレス実証プロジェクト(PoC)

― サンストークアベニュー再生に向けた挑戦 ―

■ 1. 現状と課題

商店街が直面している問題

  • 人口減少・高齢化の進行
  • 空き店舗の増加
  • 夜間経済の縮小
  • 若年層の消費離れ
  • キャッシュレス・DXの遅れ
このままでは更に「シャッター通り化」が進行する可能性

現状課題

商店街売上減少。売上は郊外の東京等を本社とする小売店・飲食店に流れている⇒シャッター通り
根強く残っている現金主義

キャシュレス比率は全国平均=43% 豊岡市=30%以下(推測)⇒サンストークアベニューは更に低いと思われる。

プロジェクトの目的

小さく始めて、大きく変える
  • 小規模・低リスクで実証実験(PoC)を実施
  • キャッシュレスとDXを融合
  • 成功モデルを構築し横展開

目標

  • キャッシュレス比率向上(全国平均に追いつく30%⇒43%)
  • 商店街売上の増加(キャシュレス化浸透+10%)
  • 来街者数の増加
  • 空き店舗活用の促進

■ 3. 実証実験(PoC)の内容

まずはここからスタート

キャッシュレス導入(キャッシュレス基盤)

  • 三井住友カードのstera端末を複数店舗に導入
  • クレジットカード・QR・電子マネー・デビットカード(キャッシュカード決済)対応
  • 手数料1.98%(中小事業者向け)
  • 外部POSレジとの連動。各種API(アプリケーション プログラミング インターフェイス)連携
  • 端末の置き換推奨。既存端末設置店の事業主にも様々なメリットあり

■ 4. 活用するパートナーと技術

キャッシュレス基盤

三井住友カード=「steraターミナル」
端末設置のみならず決済センター(決済データを運営するセンター)運営も担っている。

■「stera」について(2024年3月プレス発表記事より)「stera」は三井住友カードがGMOペイメントゲートウェイ株式会社、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社と協働して構築した事業者向けの次世代決済プラットフォームです。店舗で利用する決済端末の提供や各種ECサイトの決済データ処理を行う「センター機能」、決済データを各決済事業者に届ける「ネットワーク機能」まで、キャッシュレス決済に必要な機能を一気通貫でカバーしています。

共通ポイント・デジタル施策

  • 商店街+共通ポイント
  • クーポン配信
  • LINEマーケティング連携( ショップカードによるデジタルポイント)
データ活用(データドリブン)=勘や経験に頼らず、データに基づく意志決定が可能
  • 来店データ分析
  • 消費動向の可視化
  • マーケティング活用

公共交通機関(バス等)のstera transit(ストラトランスジット)

クレジット、デビット、プリペイドの何れの形態でもタッチ決済対応のカードであれば1台の端末で利用可能である。インバウンド対応、高齢者対応も問題はない。豊岡市内でも三井住友銀行に取引のある高齢者を含む市民はOliveオリーブ(クレジット、デビット、ポイント選択払いの機能を備えたカード)を一定数の市民は保有している。最近まで実証実験をしていたau方式に比べて利便性、汎用性においては圧倒的に優位性があるといえる。難点は端末設置の費用である(但し交渉の余地はあるようだ。補助金制度の活用も視野)

*stera方式 スマホでもカードでもOK。オールイン端末を設置するため、プラスチックカードのタッチ決済が可能となる。マーケティング情報も活用できる。劇的にも便利になる。但し設置費用や月額費用がかかる。45都道府県の222の公共交通機関で採用している。インバウンドを含む観光客対応長期的な運用コスト、将来の標準規格、市民の利便性最大化、地域のインフラ基盤としての価値が高い。

  • 最強のマーケット端末であり多くの地域で設置が進んでいる。
  • 三井住友カードとの勉強会・意見交換会開催からのスタートが得策

通信・DX

KDDI=LPWA技術、au5G
豊岡市はKDDIのLPWA技術(低コスト、低消費電力・広域)を活用した取り組みとして既に主に水田の水位と水温の自動計測をしている。LPWAは水道メーターの自動検針や漏水発見に適しているみたいである。他の自治体でも実証実験している様子のためKDDIにも確認のうえ実現可能性の検証は必要と思料。実現できれば検針員の人的コストが削減となる。実証実験はサンストークアベニューでして実運用は遠隔地の竹野や但東をイメージ。LPWA技術はその以外にサンストークアベニューの防犯(商店街見守り等)や活性化対策についての活用できそうな気がする。 /div>
豊岡市とKDDIはau5G(高速・低遅延)を活用して演劇関係で地方と都市を結ぶ文化・芸術プロジェクト(遠隔ライブ等)を構築している。この仕組みをサンストークアベニューの空き店舗のVRゴーグル等で遠隔内覧(360度パノラマ内見)にもVR内覧に実績のある大手不動産会社と地元不動産会社を結び活用する。リアルタイムで多視点・高精細な映像配信等よる先端技術を体感できる商店街を目指す。東京等都市からのVR内覧によりサテライトオフィス誘致にも繋がる。「飛んでローカル豊岡」にVR内覧を埋め込めば起業や移住希望者に対して、DXが進んでいる街としてブランディング戦略になる。尚、steraターミナルでも大手不動産会社のVRアプリを搭載すれば技術的には可能。KDDIとsteraターミナルのコラボレーションの検討も視野。
KDDIと具現化の可能性について検討会が必要

デジタル通貨

ソラミツ=ブロックチェーン技術

石川県等での成功事例「トチツーカ」もソラミツの世界標準の技術である。基本的に金融機関を介在させないトークン型のため加盟店手数料0%でも運用可能である。「トチツーカ」は0.5%で運用。
【以下ペイメントナビ2026年3月17日記事より】 北國銀行は、2024年4月にサービスを開始したデジタル地域通貨サービス「トチツーカ」において、2026年2月の月間決済額が初めて1億円を突破したと発表した。「トチツーカ」は、生鮮食料品店での日常的な買い物や飲食店などで決済利用が広がっている。また現在石川県と連携して開催中の「トチツーカで受け取る いしかわ生活応援 総額7,000円相当」施策も追い風となり、直近約3週間で新たに3万人が登録し、登録者数は8万人を突破した
石川県や会津若松市等で成功事例が多くオープンソース(技術を無償提供)の親元であるソラミツとその運営会社のDigital platformer等と勉強会、意見交換会の開催することが得策であると思料。

★主体は旬な技術をもつIT企業やデジタル人材のコラボレーション

■ 5 豊岡市のメリット

1.実証実験では基本的部分はパートナー企業(三井住友カード、KDDI等)の予算。

  • 初期費用・リスクは豊岡市の負担を最小限に抑える。
  • 補助金制度等も活用する。

2.多角的な実証実験

  • 成功事例がまず一つでもあれば活路はある。
  • 成功すれば、商店街活性化・空き店舗対策等になる。
  • 自治体成功事例のモデルともなり得る。

3.将来的な包括キャッシュレス契約を視野

  • サンストークアベニューのみならず展開によっては豊岡市全体の経済動向がキャッシュレスデータにより把握できる

■ 6 まとめ

  1. 「まずやる」ことで未来が変わる。このまま放置するとシャッター通り化が更に進行する。
  2. さな実証からスタートして成功事例を積みあげる。
  3. 経済データをデジタルで可視化する次世代型商店街へ進化を目指す。

■ 7.関連した実証実験

夜間の地域経済活性化策

市役所の利用時間延長=AI騒音センサーの設置等

近隣住民との話し合いは必要。まずは12時までの実証実験からスタート。

運転代行会社の連携アプリ構築

AIを搭載、劇的な時間短縮が可能


駅前芝生広場の有効活用

AIコンシェルジュ

豊岡市内のパノラママップ、飲食店紹介等のデジタル案内を想定

パブリックビューイング

気楽にスクリーンで観戦・試聴。市民・観光客のコミュニティ意識の芽生え

屋外eスポーツ

吉本興業のタレント等の招致。通りすがりの人を巻き込む仕掛けも一案

  • 可能なら上記の三つを一つの大きなスクリーン画面で対応
    スポンサー広告収入で運営を想定。リコージャパン等に確認は必要
  • 多世代交流の場(フラフープ、竹馬、メンコ、お手玉等昔の遊びの伝授)
  • 週末マルシェ、キッチンカー、フリーマーケット等